※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル&自己啓発ブログ】です。
6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。
そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか?】を端的に知ることができますと思います。
【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。
6年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか?
どうぞお楽しみください。
2013年
NO、299「たましい」
***********************
私の治療経験を通じて、私はたえず無意識のうちにおかされる罪に対する人間の心の反応の仕方に、深い感銘を覚えてきた。
(中略)
一人の婦人が私のところにやって来た。
彼女は私に名前を告げるのを拒み、ただ相談したいと思っているだけだからそんなことはどうでもいいんだと言った。
彼女が上流階級に属していることは明らかであった。
彼女はずっと医者をしていたのだと言った。
彼女が私に伝えなければならなかったのは、ほぼ二十年前、嫉妬から殺人を犯したという告白だったのである。
彼女は友達の夫と結婚したかったので、無二の親友を毒殺しつしまったのであった。
彼女は、もし殺人が発覚しなかったら、それは彼女には何の邪魔にもならないだろうと考えていたのであった。
彼女はその夫と結婚したいと思ったが、最も単純な方法は彼女の友人をなきものにすることであった。
道徳的な考慮は全くとるに足らぬことだと彼女は考えたのである。
結果はどうなったか。
彼女は事実その男と結婚したのだが、彼はその後まもなく比較的若くして亡くなった。
その後数年間多数の奇妙な事柄が起こった。
この結婚で生まれた娘は、成人するや否や母親のもとを離れようとした。
彼女は若くして結婚し、視界から消え、遠く離れ、ついに母親は彼女と全く交渉を断たれたのである。
この婦人は熱心な馬乗りで、お気に入りの乗馬用の馬を数頭もっていた。
ある日彼女は馬に乗っていて、馬がいらだってくるのに気がついた。
彼女のお気に入りの馬でさえ、彼女を投げだしたり打ちつけたりしたのである。
とうとう彼女は乗馬をあきらめねばならなかった。
その後彼女は犬に執着を示した。
彼女は稀にみるほど美しいドイツ系シェパードを飼い、とてもかわいがっていた。
たまたまけの犬が麻痺にかかったのである。
そのために、彼女の運命を頂点に達した。
つまり彼女は道徳的に肩代りされていると感じたのである。
彼女は告白しなければならず、そうするために私のところへ来たのであった。
彼女は殺人犯であるが、それに加えて彼女自身をも台なしにしてきたのであった。
そうした罪を犯した者は、彼自らのたましいをも破壊するものである。
殺人犯はすでに彼自身に刑を申し渡してきている。
もし誰かが罪を犯して捕えられると、彼は司法上の罰をうける。
もし彼がそれを道徳的意識をもたずに秘密のうちに行い、みつからないままでいるとすれば、私たちの事例が示しているように罰をうけることは決してない。
だがそれは、結局は現われてくるものなのである。
ときにはまるで動物や植物さえもそれを「知っている」かのようにみえることもあるのである。
(「ユング自伝」 C・G・ユング著 ヤッフェ編 河合隼雄・藤縄昭・出井淑子訳)
***********************
これは、極端な例やけど、
小さく言えばきっとこれって、
誰にでも適応されてることなんじゃないかな?
と思う。
人は見てなくても、
「魂」は、
良きにつけ、悪きにつけ、
それ相応のものを与えてくれるんじゃないかな?
って、ぼくは思う★
**********************************************
今日もありがとうございました!
※現在も継続して発行中!
最新号は、下記右フッターより登録★