※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル&自己啓発ブログ】です。
6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。
そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか?】を端的に知ることができますと思います。
【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。
6年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか?
どうぞお楽しみください。
2013年
NO、217「心配」
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心配や苦しみは少ないのにこしたことはない。
しかし、心配や苦しみのない人がこの世に存在し、その人は幸福な人だときめてかかっているために、その人に日して自分は不幸だと思うことになる。
そのような苦しみや心配のない人などまず居ないだろうし、もし居たとするならば、そのために周囲の人が困っていると考えて、まず間違いないだろう。
ある家庭の一年浪人の受験生が、いったいどこを受験するかで迷いはじめた。
できる限りよい大学に行きたいが二浪は少し辛い。
と言って前年の失敗のことなど考えると、再度挑戦という気持も湧いてくる。
それだけではない。
親類にも受験生が居るので、それとのバランスまで考えねばならない。
両親と子どもとで大いにに頭を悩ませるが、同居している祖母には、「心配をかけない」ように、ともかく「次は大丈夫だから」と言うことにして、こまごましたことは言わないことにした。
何しろ、前年の失敗のときに祖母があまりにも気落ちしてしまったことを考えると、これ以上心配はかけたくない、という気持が先行してしまうのである。
ところが、その頃から祖母が少しボケはじめたようなのである。
自分はいじわるをされて、あまり十分に食べさせて貰っていないとか、自分を一人にして放っておいて、家族一同でレストランに御馳走を食べに行ったとか、親類のものに言うようになった。
もちろん、そんなことは事実ではないのだが、父親の姉妹などが心配してやってきたりして、事情がわかってきたのである。
皆でいろいろ考えてひとつ考えついたことは、祖母から孫の受験に関する「心配」を取りあげてしまったので、急に疎外感を感じたのではないかということであった。
そこで、試しに、思い切って孫の受験のことについていろいろと話をしてみた。
すると、ボケているはずの祖母が何やかやと意見を言い、それはそれでやっぱりうるさい点もあったし、祖母なりに心配をするので、それに対応してゆかねばならぬということは生じたものね、祖母の「ボケ」は収まってしまったのである。
苦しみや心配は少ない方がいいとは言うものの、心配すべきときにその心配を取りあげられては、生きる楽しみがなくなるのである。
(「こころの処方箋」著、臨床心理士、河合隼雄先生)
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うちの祖母と父は、あまり仲が良くなかったけど、
父が亡くなってから、連られるように祖母もドドッと体調が悪くなり、亡くなっていった。
祖母は、戦う相手がいたから、あれだけパワフルやったんかな?(笑)
絶妙なバランスの中に生きてる。
やっぱり不必要なものなんてないんですね~
もしかしたら、ぼくらも、大嫌いなものによって、生かされているのかもしれませんね★
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