※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル&自己啓発ブログ】です。
6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。
そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか?】を端的に知ることができますと思います。
【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。
6年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか?
どうぞお楽しみください。
2013年
NO、205「わからない」
やさしい(泣)
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一般の人は人の心がすぐわかると思っておられるが、
人の心がいかにわからないかということを、確信をもって知っているところが、専門家の特徴である、などと言ったりする。
一般の人は、ちょっと他人の顔つきを見るだけで、「悪い人」とか「やさしそうな人」とわかったように思う。
これに対して、専門家はどれほどやさしそうに見える人でも、ひょっとすると恐ろしいところがあるかも知れない、と思う。
あるいは、怖い顔つきの人に会っても、あんがいやさしい人かも知れない、と思っている。
要するに、簡単に判断を下さず、人の心というものはどんな動きをするのか、わかるはずがないという態度で他人に接しているのである。
(中略)
(たっちん:例えば、カウンセラーのもとに「札つき」の非行少年が連れて来られた時。)
一番大切なことは、この少年を取り巻くすべての人が、この子に回復不能な非行少年というレッテルを貼っているとき、
「果たしてそうだろうか」、「非行少年とはいったい何だろう」というような気持をもって、この少年に対することなのである。
「悪い少年」だときめてかからないことが大切である。
そんなつもりで、少年に会ってみると、あんがい少年が素直に話をしてくれる。
少年は涙を流しながら、実はお母さんが怖い人で、小さいときから叱られてばかりだったと言う。
これを聞いて、「母親が原因だ」とすぐに決めつけてしまう人も素人である。
(中略)
(たっちん:そぉ思ったのは、少年にとっての真実だから尊重しなくてはならないが、母親が原因だと速断もできるはずもない。
母親に会う時も少年と同じような態度で会っていく。)
このような態度で会い続けていると、
それまで見えなかったものが見えてくるし、一般の人々が思いもよらなかったことが生じてくるのである。
母親が怖いとばかり訴えていた少年が、ふと幼い頃に母にやさしくして貰ったことを思い出すときもある。
自分の子を悪い子と決めつけてしまっていた父親が、ふと子どもに話しかけ、子どもがそれに応じるなどということもでてくる。
(「こころの処方箋」 著、臨床心理士、河合隼雄先生)
「わからないぞ?」
「…いや、まだわからない。」
「……いやいや、まだまだわからないぞ?」
そんなグチャグチャして曖昧な「わからない」態度。
なんてやさしいんでしょう…★
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