※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル＆自己啓発ブログ】です。
6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。
そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか？】を端的に知ることができますと思います。
【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。
６年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか？
どうぞお楽しみください。
2015年
ＮＯ、１０２６『狂ってる？』
明日の読書会の課題本「カラフル」より。
真っ赤な血が、
ビシャッと溢れるぐらい、
何かが胸に突き刺ささるのに、、、
なんだか、
その生あたたかさに、
安心する。
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(たっちん：自殺したが、運良く抽選で仮に生き返った主人公「真」と「ひろか」のワンシーン。)
「おかしいの。ひろか、おかしいの。狂ってるの……」
絵の具のチューブをイーゼルに載せ、ひろかは火がついたように泣きだした。
「ひろか、きれいなものが好きなのに、すごい好きなのに、でもときどきこわしたくなる。
ひろかの手でぐちゃぐちゃにこわしたくなる。
おかしいの、ひろか、おかしいの」
ぼくはひろかに歩みより、ふるえる肩に手をかけた。
「そういうことって、あるよ。ひろかだけじゃない」
「ひろか、へんなの。頭おかしいの。狂ってるの。みんなによく言われる」
涙でくしゃくしゃの顔をぼくの胸に押しあてるひろかに、
「みんなへんなんだよ」と、
ぼくはここ数ヵ月の実感をこめていった。
「この世でもあの世でも、人間も天使もみんなへんで、ふつうなんだ。
頭おかしくて、狂ってて、それがふつうなんだよ」
「ひろかだけじゃない？」
「ひろかだけじゃないよ」
「ときどきうんと残酷になるのはひろかだけじゃない？」
「ひろかだけじゃないよ」
「だれかをうんと傷つけたくなるのはひろかだけじゃない？」
「ひろかだけじゃないよ」
「うんとやさしいひろかと、うんと意地悪なひろかがいるの」
「みんなそうだよ。いろんな絵の具を持っているんんだ、きれいな色も、汚い色も」
ひろかの持っている明るい色が、真の暗い日々をいつも照らしていたんだぞ。
そう教えてやれないのが残念だった。
人は自分でも気づかないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。
この世があまりにカラフルだから、ぼくらはいつも迷ってる。
どれがほんとの色だかわからなくて。
「三日にいちどはエッチしたいけど、一週間にいちどは尼寺に入りたくなるの。
十日にいちどは新しい服を買って、二十日にいちどはアクセサリーがほしい。
牛肉は毎日食べたいし、ほんとは長生きしたいけど、一日おきに死にたくなるの。
ひろか、ほんとにへんじゃない？」
不安げに念を押すひろかに、
「ぜんぜんふつう。平凡すぎるくらいだよ」
ぼくは強く言いきり、小声でつけたした。
「でも、死ぬのだけはやめたほうがいい」
([カラフル]著、森 絵都
http://bitly.jp/?fwmp7rfw←カラフルをチェック★)
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「ぼく…狂ってる。」
そう自問自答し、
トイレで嗚咽するぐらい、
苦しんだあの日々があったから、
今、こんなに美しい毎日がある。
瞬間瞬間、
ネオンがキラキラ色を変えるように、
瞬間瞬間、
人間も
色を変えていく。
それがふつう。
それが人間。
ぼくも、
このままでいいんだ。
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★今日のやってみよう★
ステップ①
紙とペンを用意してください。
ステップ②
そこに自分自身が
気にしていること、嫌いなところ、悩んでいることを
一つ書いてみて下さい。
ステップ③
書いた物を眺め、
それが他のどんな事に活かせそうか
考え、書き出してください。
ステップ④
自分の嫌いなところなどが
「色」
に見えた自分自身を誉めてあげて下さい。
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焦るぐらい、自分自身、カラフル。
そんなカラフルな存在が７０億いるこの世界は、ほんと、美しい。
そんな一色を担ってくれて、ありがとう。
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今日もありがとうございました！
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