※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル&自己啓発ブログ】です。
6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。
そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか?】を端的に知ることができますと思います。
【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。
6年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか?
どうぞお楽しみください。
2015年
NO、889『表現の仕方には、』
***********************
(たっちん:思い悩む青年と哲人の議論。)
(哲人)
彼女の悩みは赤面症でした。
人前に出ると赤面してしまう、どうしてもこの赤面症を治したい、といいます。
そこでわたしは聞きました。
「もしもその赤面症が治ったら、あなたはなにがしたいですか?」。
すると彼女は、お付き合いしたい男性がいる、と教えてくれました。
密かに思いを寄せつつも、まだ気持ちを打ち明けられない男性がいる。
赤面症が治った暁には、その彼に告白してお付き合いをしたいのだ、と。
(青年)
ひゅう!いいですね、なんとも女学生らしい相談じゃありませんか。
意中の彼に告白するには、まず赤面症を治さなきゃいけない。
(哲人)
はたして、ほんとうにそうでしょうか?
わたしの見立ては違います。
どうして彼女は赤面症になったのか。
どうして赤面症は治らないのか。
それは、彼女自身が「赤面という症状を必要としている」からです。
(青年)
いやいや、なにをおっしゃいますか。
治してくれといっているのでしょう?
(哲人)
彼女にとって、いちばん恐ろしいこと、いちばん避けたいことはなんだと思いますか?
もちろん、その彼に振られてしまうことです。
失恋によって、「わたし」の存在や可能性をすべて否定されることです。
思春期の失恋には、そうした側面が強くありますからね。
ところが、赤面症をもっているかぎり、彼女は「わたしが彼とお付き合いできないのは、この赤面症があるからだ」と考えることができます。
告白の勇気を振り絞らずに済むし、たとえ振られようと自分を納得させることができる。
そして最終的には、「もしも赤面症が治ったらわたしだって…」と、可能性のなかに生きることができるのです。
(青年)
じゃあ、告白できずにいる自分への言い訳として、あるいは彼から振られたときの保険として、赤面症をこしらえてると?
(哲人)
端的にいうのなら、そうです。
(「嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え-」
http://bitly.jp/?54h3fqh9
著、岸見一郎、古賀史健より引用)
***********************
「原因があって、結果がある」という「原因論」がよく言われるものだけど、
アドラーは、「目的があって、結果がある」という「目的論」を提唱する。
本文でいえば、赤面症の彼女は、
「赤面症」という「結果」は、
「『もしも赤面症が治ったらわたしだって…』という、可能性のなかに生きるために」という「目的」がある
という風な見方をする。
面白い見方★
「なぜ、自分はこれをそのように表現するのか?」
を考える時、
「原因論、因果論、因縁論」ばかりを考えていたけど、
また違った角度から見るための一つのいい考察材料になりますねー★
あざす!
***********************
「アウトプットすることで、自分に定着する」
感想など、是非、このメールに御返信ください★
***********************
今日もありがとうございました!
※現在も継続して発行中!
最新号は、下記右フッターより登録★