第六期

スピ啓発「かぜ」

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※このブログは、ご縁つなぎのコピーライターたちばなみかんが【6年以上に渡り、氣づきのメッセージを毎日メルマガ発行すること】を通して、成長していく軌跡を綴った【スピリチュアル&自己啓発ブログ】です。

6年間に渡る【氣付きのメッセージ】は、あなたの人生に【安心】を招き、運勢をうなぎ上りさせると確信しています。

そして、このブログを総て見ていただければ、【継続して何かを続けると、人間はどのような成長を遂げていくのか?】を端的に知ることができますと思います。

【私のありのまま】を泥臭く記し続けました。

6年間もの間、メルマガ発行を継続して続けることによって、どのように【心的にも】【ライティングテクニック的にも】【魂的にも】成長していくのか?

どうぞお楽しみください。

2014年

 

NO、373「かぜ」

***********************

ここに二人の禅僧の話があります。
それは私にとって転移について考えるためのヒントを提供してくれます。
二人の僧が旅に出て、川に行きあたります。
その川は誰も歩いて渡るほかはありません。
そこに美しい女性がきて、川の中にはいるのを嫌がっているように見えます。
すぐさま、一人の僧は彼女を抱いてその川を渡りました。
向こう岸で彼らは別れ、二人の僧は旅を続けました。
しばらく黙って歩き続けましたが、一人の僧が口を開きました。
「お前は僧としてあの若い女性を抱いてよかったのかと、俺は考え続けてきた。
あの女性が助けを必要としていたのは明らかにしてもだ」。
もう一人の僧は答えました。
「確かに俺はあの女を抱いて川を渡った。
しかし川を渡った後で彼女をそこに置いてきた。
しかし、お前はまだあの女を抱いているのか」と。
この話にはパラドックスがあります。
女性に触れてはならぬという戒を守ることに心を使った僧は、女性に対する個人的なエロティックな感情につかまってしまっています。
実に自由だったもう一人の僧は、私に風のイメージを想い起こさせます。
人や物に触れ、連れ運び、時には打ったりしながら、一ヶ所に長く留まることのない風の姿です。
この僧はただ単に女性を抱きあげ、対岸についたときはそれをおろしています。
彼の彼女に対する関係は個人的ではなく、トランスパーソナルなのです。
「ふれる」ということは、なんとパラドックスに満ちた動きなのだろう。

(「カウンセリングで何がおこっているのか 動詞でひもとく心理臨床」著、桑原知子より引用)

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イライラした時、このお話を思い出した。

「自分はあのおっちゃんを抱き続けてるなぁー」と…。(笑)

風のようになりたいなぁ~。

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今日もありがとうございました!

 

 

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-第六期

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