(父の癌が発覚し、しばらくしてから…)
「命」
そぉいえば もぉ11月。 変な感覚… ぼくの父親は、今年5月、 末期ガン しかも 手術できない場所にもあるし、広がるのが早い部分に…って事が判明しました。
いろいろ訳あって、あまり治療せずにいようとすると 今までハッキリ言わなかったお医者さんが、 「何もしなければ、 10月まで 命、保たないですよ?」 って おっしゃいました。
それからまたいろいろあって 効くかわからん治療を受けたり、 家族がいろいろ動いたり、 いろんな人も沢山動いてくれたり、祈ってくれたり… もちろん 父親も一生懸命がんばって そのお陰で今! お医者さんにも 「珍しい!」 「よっぽどいい心遣いされたんですねぇ!」 って言われるようにガンの一部が消えたり、 ガンが小さくなって、危険度が下がったり… 「何もしないと保たない」 と言われた10月が過ぎた、この11月!
ぼくの父親は今! 清々しい顔で生きてます。 お医者さんは神さまじゃないから、絶対じゃない。 でも 「いついつまでに、死にます!」 って言われた人が いついつ過ぎた今も 生きてる!! なんか不思議な感覚やし、 ただ 生きてくれてるだけで 「嬉しい」 「有り難い」 そぉ思えます。。。
全ての命が平等に終わりが来るのに、 誰だっていつ、いなくなるかわからんのに、 おるのが当たり前に思ってしまう。。。 「いついつまで!」って 仕切られたか、 仕切られてないか それだけの違いやのに… 亡くなった命 苦しんだ命 危険な命 普段曖昧にしてる 命の 「終わり」 「仕切り」を 見せて貰えるからでしょかぁ…?
そんな命から 「命の尊さ」 学ばせて頂ける! 命懸けで 命の尊さを教えてくれた沢山の人達に、 一生かけてでも 感謝と恩返し していきたいなぁ☆★
「命の終わりを教えて頂けるから、命の尊さを知る!」 なんて偉そうに言うぼくも未だにすぐ忘れてしまいます… いろんな事を教えてくれた、今生かされてる父親に恩返しをしていきたいし、 そこにいてくれるだけで 「嬉しい」 「有り難い」って 沢山の尊い命を 大切に出来るように 「命には終わりがある」って事を 胸に刻み込んでいきます☆★